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5. Major Scale ( メジャースケール - 長音階 ) の構造
いやー、 簡単に登れましたね。全部で52段、たいしたことはありません。クフ王朝のピラミッド、ケオプ スは、平均2.5トンの石材を約260万個も積み上げた201段(創った当時は220段と推測されている)。102階のエンパイアステートビルは、一階あたり平均約18段で1860段。ちょっとしたマンションだって150段以上はあります。
したがって我々は、Major Scale ( メジャースケール - 長音階 ) を恐れることはありません。たかだか52段。しかもその52段は、7段ごとの繰り返しが7回とプラス3段ですから、構造の分析はたちどころに終わります。正確には2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )の構造を確認すれば、あとは勝ったようなものと考えれば良いでしょう。
そうそう、 Chromatic Scale ( クロマチック スケール - 半音階 ) は88段、12段の繰り返しが7回とプラス4段でしたから、34段多いだけで、こちらも簡単に登りきることができました。
さて一番高い Tone ( トーン - 音 ) まで登ったところで、Major Scale ( メジャースケール - 長音階 ) の Step ( ステップ - 階段/音階 )を思い出して見ましょう。
Whole→Whole→Half→Whole→Whole→Whole→Half
Half Step ( ハーフステップ - 半音 ) と、Half Step ( ハーフステップ - 半音 )2段分の高さを持ったWhole ( ホールステップ - 全音 )で出来ていることは、登る前に確認しました。
もう一度、52段の全体を見てみましょう。

ここで、 Scale ( スケール - 音階 ) をまるごと理解するために、 Sound World ( サウンド ワールド )を探検するにあたっての心構えを、お話ししておきましょう。
以前に「木も見て、森も見ることが大切」ということを言いましたが、そのことを別の表現で掘り下げると、「物事は、根本的に、全面的に、そして長期的に考える」という言葉を思い出します。
Major Scale ( メジャースケール - 長音階 ) を、単なる「ドレミファソラシド」のままで終わりにしないために、音楽生活の生涯を通して役立てるために、根本的、全面的、長期的の3つの的を、折に触れて思い出してください。
Major Scale ( メジャースケール - 長音階 ) に限らず、 Scale ( スケール - 音階 ) の構造を理解するということは、 Scale ( スケール - 音階 ) の中に現われる、 Tone と Tone の間隔、つまり Interval ( インターバル - 音程 ) (音程)を理解することです。
Interval ( インターバル - 音程 ) は Tone ( トーン - 音 ) が2つあれば、その2つの Tone の間に必ず出来ますから、 Scale ( スケール - 音階 ) においては当然、 Scale ( スケール - 音階 ) を構成しているすべての Tone ( トーン - 音 ) の間に存在します。
| 2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )の Interval ( インターバル - 音程 ) (Up) |

| 2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )の Interval ( インターバル - 音程 ) (Down) |
 これは面白いですね。 上から読んでも下から読んでも、じゃなかった数えても、Perfect ( パーフェクト - 完全 )はいつもPerfectです。 そして、Major ( メジャー - 長 )とminor ( マイナー - 短 )の関係は、下から上の Interval ( インターバル - 音程 ) はMajor、上から下の Interval はminorで、とても整然と美しく並んでいます。そう、 Sound World ( サウンド ワールド )の階段は、これから探検するどの階段も、それぞれの美しさを競っています。
Scale ( スケール - 音階 ) の美の祭典は後のお楽しみとして、2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )より大きな Interval ( インターバル - 音程 ) はどうするか、という疑問が湧いてきましたね。
じつは Tone ( トーン - 音 ) どうしが2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )以上離れると、お互いの影響力は極めて小さくなってしまいます。そしてその影響力は、音楽の理論的組み立てには、ほとんど考慮する必要のない程度まで弱まっているので、音楽理論では基本的に2 Octave ( 2オクターブ - 16度 )以上の Interval ( インターバル - 音程 ) は扱いません。
もちろん、 Interval ( インターバル - 音程 ) を音響理論として取り上げた時には切りがありませんから。それこそ最初に紹介した Harmonic over tone series ( ハーモニック・オーバートーン・シリーズ - 自然倍音列 )にもどって、徹底的に研究することは自由です。
それからこんなもの、つまり Interval ( インターバル - 音程 ) を覚えてなんの役に立つのか?といった疑問も脳裏をよぎります。はっきり言って、ものすごく役立ちます。いまここで Interval ( インターバル - 音程 ) を理解しておけば、次の協和国、そう、あくまでも協和国なんですが、つまり Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国を探検するときに、大いに助かるというものです。
それどころか Interval ( インターバル - 音程 ) の理解は、 Harmony ( ハーモニー - 和声 )の理解そのものと言っても良いくらいですから、 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国に入ったら、そこら中が面白いものだらけで、それこそ楽しくてしょうがなくなって、なんと言うか、とてつもなくCoolな気分を満喫できるでしょう。
先に進む前に、それぞれの Interval ( インターバル - 音程 ) を Half Step ( ハーフステップ - 半音 ) との比較で検討しておきましょうか。つまり、それぞれの Interval ( インターバル - 音程 ) が、いくつの Half Step ( ハーフステップ - 半音 ) で出来ているかを確認する、ただそれだけのことです。
 ちょっとまってください。6と18がありません。 Piano ( ピアノ ) で見ると鍵盤は存在してしていますから、どうやら Chromatic Scale ( クロマチック スケール - 半音階 ) を飛び越してしまったようです。いいえ、上の表は正解です。そうだとするとP、M、m以外にも第四の Interval ( インターバル - 音程 ) が存在するような気がします。 そうです、 Interval ( インターバル - 音程 ) にはあと2種類の記号がありますが、残りの2種類の記号は、もうすこしMajor Scale ( メジャースケール - 長音階 ) を探検することで「消えた Half Step ( ハーフステップ - 半音 ) 」を発見できるでしょう。それではもうしばらく、長期的に大いに役立つ Interval ( インターバル - 音程 ) の探索を続けようではありませんか。 などと言いつつ、本日も安らかな眠りにつくことにいたしましょう。Zzz....
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