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24. Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島を遊ぶ
Sound World ( サウンド ワールド )の楽園を夢中で歩いて いるうちに、私たちは「 Harmony 協和国-上級者島」のビーチにたどり着いていました。マリンブ ルーに広がった大海の彼方に、とても遠くに見えていた憧れの島、 Harmony協和国-上級者島。私たちは知らず知らずのうちに Sound World ( サウンド ワールド )の目標に近づいているようです。ビーチは素足にやさしい砂をしきつめて、私たちを暖かく迎えてくれています。
Harmony 協和国-上級者島の最大の特徴は自由です。今まで私たちは、少なからず Tonality ( トーナリティ - 調性 ) に拘束されて日々を過ごしてきました。しかしここではKeyの呪縛も簡単に解けてしまいます。上級者島での私たちは、時として自由過ぎて戸惑うことがあるかもしれませんが、そのかわりに飛躍したい気持ちを抑える必要はもうありません。
さっそく具体的なComplete progressionで研究してみましょう。 Chord ( コード - 和音 )単位で Tonality ( トーナリティ - 調性 ) が変化しながら、それでいて統一感をもって進んでいきます。ここで「key of Cm 」と表記しているmは、Primary minor、つまり Altered scale system ( オルタード スケール システム - 変化音階系 )としてのminorを意味しています。
ただ Scale ( スケール - 音階 ) を並べただけだとちょっと物足りないですね。今度は同じ Chord progression( コード プログレッション - 和音進行 ) に Phrase ( フレーズ - 楽句 ) を乗せてみます。 Scale ( スケール - 音階 ) 、 Tension ( テンション - 緊張音 )、 Avoid note ( アボイドノート - 回避音 )、Chromatic approach ( クロマチック アプローチ - 半音装飾隣接 )を確かめながら弾いてみましょう。
さらに別の Chord progression( コード プログレッション - 和音進行 ) で研究してみましょう。ここでも Scale ( スケール - 音階 ) 、 Tension ( テンション - 緊張音 )、 Avoid note ( アボイドノート - 回避音 )、Chromatic approach ( クロマチックアプローチ - 半音装飾隣接 )を確かめながら弾くことが大切です。最初はゆっくりでも、それぞれの Tone ( トーン - 音 ) の役割を確実に知ることによって、将来作曲や編曲をする時に、また ad-lib ( アドリブ - 即興演奏 )をする時に多いに役立つことは間違いありません。それにしてもAccidental ( アクシデンタル - 臨時記号 )がたくさん付いていますね!始まりのKeyがCだったことがまったく意味の無いことのように思えてしまいます。実際、Keyは自分の気分で次から次へと変化して良いのですから、元のKeyは気にしないでも良いでしょう。しかし次の例では、Key of Cから始まって、いったん Key of Ebに Modulation ( モジュレイション - 転調 )して、最後にまたKey of Cに戻っています。もちろん途中で一時的な Modulation ( モジュレイション - 転調 )は発生していますが、直ぐに Key of Cまたは Key of Ebに戻っていますから、基本的には2つのKeyに集約できます。そんなことも研究しながら弾いてみましょう。
一見複雑に見える Chord progression( コード プログレッション - 和音進行 ) や Phrase ( フレーズ - 楽句 ) も、その構造を理解してしまえばいたって簡単です。「 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島」の合言葉は 「9th 13th の Automatically added ( オートマティカリーアディッド - 自動付加 )」 と 「Substitute motion ( サブスティテュートモーション - 代理進行 ) を使った Modulation ( モジュレイション - 転調 )」です。しかしここで忘れてはいけないことは、「 Harmony 協和国-上級者島」に来てもなお、Diatonicの渓谷は厳然として美しいという事実です。自由に飛び回れるからと言って、一人きりでただ飛び回っているだけでは、ここで研究した楽譜をみても感じるように、じきに疲れてしまうでしょう。
Sound World ( サウンド ワールド )の普遍的な美しさは、どこまで行っても Proportion ( プロポーション - 調和 )の美しさです。難しい理論をマスターした今、もう一度初心に戻ってDiatonic ( ダイアトニック - 全音階 ) の美しさを再発見しましょう。もう一度初心者島を訪ねてみるのも良い方法です。大気圏の外から地球を見ると、大海も大陸もアメリカもソマリアも、地球と言う青く輝く惑星のひとつの構成要素として存在していることが分かるように、私たちは、初歩の音楽理論も高度な音楽理論も、音楽を創造するためには、そのどちらもが同じように大切な音楽的要素であることを知りました。
これからは、 Sound World ( サウンド ワールド )を大気圏外とまではいかないまでも、せめて大空から見渡しながら音楽の創造を楽しみたいと思います。そのためには、今まで解き明かしてきた音の秘密や、これからさらに発見する音の秘密の全てを、自在に組み合わせることによって構築される、 Tension ( テンション - 緊張 )とRelaxation ( リラクゼイション - 弛緩 )の Proportion ( プロポーション - 調和 ) についての研究をしてください。
それでは、再び大空に舞い上がって「 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島」の中心に位置する「Function ( ファンクション - 機能 ) 山脈の全貌」を観察しに行きましょう。
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