音楽理論 講座
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11. Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 ) の嵐

一体全体どっちへ進めば良いんだ!何が正解で何が間違いなんだろう?大波が押し寄せてくる、とてつもなく強力な Chord ( コード - 和音 )の嵐だ。さすがのパワーボートも今にも飲み込まれそうで、どうしていいのかわからない。

前か、後ろか、ジャンプすべきか、それとも斜めか。叩き付けるように風が追い抜いて行く。時間という名の風は待ってはくれない。 Sound ( サウンド - 音響 )はハイスピードで走ってゆく。決断だ!決断するんだ!自分が決めなければ何も始まらない。そう確かに音楽は決断だ。しかし何を手がかりに決断をしろと言うのか?この Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の嵐の中で。

なぜ嵐に巻き込まれてしまったのか?答えは冷酷なほど簡単です。それは、果敢にも小さなボートにのって大海を押し渡ろうとしてしまったからなのです。パワーはあっても所詮はボート、いったん嵐に巻き込まれると前後左右はもちろん、上も下もわからなくなるほど揺さぶられます。

ではどうすれば良いかと言うと、嵐の上を飛んでしまえば解決です。ところがわれわれはまだ飛行手段を持っていません。そう、ロケットスクーターは Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島に行かなければ手に入らないのです。飛行手段が手に入らないとすると、なんとか今の方法、つまりパワーボートでこの難局を乗り切る必要があるでしょう。

もちろんおまかせください!困った時の Mr. Tone ( ミスタートーン ) です。

君の手持ちの知識の中で、この Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 ) の嵐を渡る方法をお伝えいたしましょう!

さて、 Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の最も簡単な選択方法は、次のようなBass(低音)のMotion(動き)を守ることです。

1、 Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)

2、Diatonic dominant motion (ダイアトニックドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )

1、の Scale tone motion( ( スケールトーン モーション - 音階的進行)は、Bass が Scale ( スケール - 音階 ) 上の隣の Tone ( トーン - 音 ) 、つまり2nd以内の Interval ( インターバル - 音程 ) で移動する進行です。具体的な例を見てみましょう。

Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行) Ex.1
midi

 
簡単ですね。ひたすらBassが Scale ( スケール - 音階 )の隣に進行しているだけです。しかしこの例では、他の音も隣に動いているだけですね。これではBassの動きに限定している意味があまりはっきりしません。そこで、もう一つの例を見てみましょう。

Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行) Ex.2

midi

Bass進行の2ndを守りながら、Bass以外の Tone ( トーン - 音 ) は変化しなかったり、2nd以外の進行をしたりしています。また、2回だけ次に説明するDiatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )がまざっていますから捜してください。

2、のDiatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )は、 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島で研究する Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )のうち、Diatonic Scale ( スケール - 音階 ) に当てはまる部分だけを取り出して活用する進行法です。しかしながら、なぜ Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )が成立するかの、基本的な理由ぐらいは感じておきましょう。

Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )とは、「音色をもった Tone ( トーン - 音 ) 」が本来持っている性質、つまりP4th上向、もしくはP5th下降した音程に解決したがる性質に素直に従った進行です。

「音色をもった Tone ( トーン - 音 ) 」とは、Harmonic over tone ( ハーモニク オーバートーン - 倍音)を含んだ音のことですから、音楽に使われるほとんどの Tone ( トーン - 音 ) は Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )をしたがる性質を持っています。

それではHarmonic over tone ( ハーモニク オーバートーン - 倍音) を含まない音とはどんな音でしょうか。それは、Sine wave ( サインウエーブ - 正弦波)と呼ばれる Tone ( トーン - 音 ) で、Tuning fork( チューニング フォーク - 音叉)の様な音のことです。このSine wave( サインウエーブ - 正弦波)だけでは Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )をしたがる性質を持てません。つまり、 Tone ( トーン - 音 ) 自体が Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )をしたがるのではなくて、いくつかの Tone ( トーン - 音 ) がHarmonic over tone ( ハーモニク オーバートーン - 倍音) によって融合し、音楽的な Tone ( トーン - 音 ) となってはじめて Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )を起こすエネルギーを持つのです。言い替えると、「音色をもった Tone ( トーン - 音 ) 」はそれ自体が Dominant ( ドミナント - 属和音 )的性質をもっていて、とりわけBass、低音部は Dominant ( ドミナント - 属和音 )の性質を強く持っていると言えます。そして何故そうなるのかの明確な説明も、 Mr. Tone ( ミスタートーン ) にとっては当然のように可能です。しかし、ここでその説明がはじまると話が長くなりますから、将来の楽しみに、そう Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島を探検した後に、ゆっくりと話し合いましょう。

ところですでに君も知っている通り、P4th上向することと、P5th下降することは、Bassの動きとしては全く同じ動きとして考えて差し支えありません。問題が発生するとすれば、Bassとしての音域的役割を果たせるか否かです。

さて、それではDiatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )の具体例を見てみましょう。

Diatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 ) Ex.1

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見事に Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )をしていますね。でも、どうしてIII から、つまりEm7からスタートしているのでしょうか?I から、つまりCからスタートした方が自然ですよね?

Mr. Tone ( ミスタートーン ) もそう思います。そこで試しにI からスタートして見ましょう。

Diatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 ) Ex.2

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全音符で書いても2小節で終わってしまいました。 Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )ではここから先に進めません。ここから先に進むためには、そう Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)を活用するか、もしくは更にあらたな方法が必要になりそうです。そうです、 Sound World ( サウンド ワールド )には第三の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )も、第四の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )も、さらには第五番目の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )も存在しています。しかし、今ここで紹介することは止めておきましょう。なぜって君が混乱しないために。これも Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島の冒険を楽しみに待ちましょう。

でも、第三の Chord progression ( コード プログレッション - 和音進行 )の基本だけなら良いでしょう。これなら今の知識で検証することができます。 3、Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 ) 第三の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )とはFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )です。 Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )とは読んで字のごとし、 Chord function ( コードファンクション - 和音機能 )を利用して Chord ( コード - 和音 )を進行させる方法で、初歩のレベルにおいても、プロフェッショナルのレベルにおいても、音楽を創作するための強い味方になってくれます。

Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )の説明をする前に、あらかじめ知っておいてもらいたいことは、この方法が Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )や Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)と重複する事実です。

言い替えると、現段階でのほとんどの進行は、 Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )と Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)で賄えます。

そうだとすると、 Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )と Scale tone motion( ( スケールトーン モーション - 音階的進行)は、ほとんどの進行においてFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )としての説明が可能です。それにもかかわらず、あえて分類して考える理由は、「はじめのうちは簡単な方法で音楽を楽しみ、将来は Sound World ( サウンド ワールド )の大きな広がりを楽しんでもらいたい」という、私、つまり Mr. Tone ( ミスタートーン ) の思いやりであります。

さて Chord ( コード - 和音 )は、 Chord function ( コードファンクション - 和音機能 )によって次のように進行したがる性質を持っています。

Functional motion ( ファンクショナルモーション - 機能進行 )のイメージは「地球の自転」です。もちろん「天体の運動」でも良いでしょう。 Chord ( コード - 和音 )は時計回りに、 Tonic (トニック - 主和音 )→ Subdominant (サブドミナント - 下属和音 )→ Dominant ( ドミナント - 属和音 )→ Tonic (トニック - 主和音 )の順序で進行した時に、最も自然な印象の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )になります。したがってT→S→D→Tの順序での Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )を行えば、コードの進行上の問題は一切発生しないことになり、これがFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )が音楽創作の強い味方となる理由です。

ところで自然な印象の進行をイメージして、あえて言葉で表現しようと試みると、 Mr. Tone ( ミスタートーン ) としては次のような言葉を連想します。

「滑らかな進行、無抵抗な進行、従順な進行、上品な進行、穏やかな進行、美しい進行、理知的な進行」。

どうですか、ここに列挙されたイメージと私たちが大好きなRock Feeling (ロックフィーリング )とは、まったくと言っていいほど正反対な感じがしませんか?そうです、君の直感は大正解です。多くのRock Music はFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )に抵抗した進行をおり混ぜています。言い替えると、不自然で抵抗感の強い進行を意図的に配置することで、Rock Feeling (ロックフィーリング )のもっている次のような印象を作り出すことができるのです。

それは「力強い進行、若々しい進行、反抗的な進行、乱暴な進行、既成概念に囚われない進行、音楽的に無知な進行」といった感じのイメージです。もちろん、芸術に対する印象は主観的なものですから、人によって少しずつ違います。しかしながら、いずれにしてもFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )の逆利用、つまり古典音楽理論が解説するところのPlagal Cadence( パライガル カデンツ - 変格終止)を拡大して活用することによって、 Sound ( サウンド - 音響 )の中にRock Feeling (ロックフィーリング )を持ち込むことができます。

余談ですが、「生物環境の崩壊寸前の段階をPlagioclimax」、「疫病や厄介者のことをPlague」といいますから、言葉の意味するところが面白いと思っていましたら、Plagal という言葉の由来はギリシャ語のPlagiosで、間接的または従属的という意味だそうで、Rock Feeling (ロックフィーリング )とは少々おもむきが違うので、そろそろ何か新しい名称を考えた方がよさそうです。そこで私 Mr. Tone ( ミスタートーン ) としては、Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )に従わない進行を Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)と命名したいと思いますがいかがでしょうか?気に入ったら使ってください。

ところで、Plagal Cadence( パライガル カデンツ - 変格終止)に対応するFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )の用語としては、Perfect Cadence( パーフェクト カデンツ - 完全終止/正格終止)やFull Close( フルクローズ - 完全終止)があります。

だいぶ話が長くなりました。しかし今の君に Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )について誤解の無いように正確に伝えるためには、将来的に解決するいくつかの疑問について、解決のイメージだけでも掴んでもらう必要があります。

それは、奥深い Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の世界も、入り口では「君の持っている優れた感覚」からすると退屈なことが多いからです。言い替えると、もう30年も前から「優れた感覚と乏しい知識」の狭間で、音楽を学習する多くの若者が苦しんできたのです。

さて、Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )の具体例です。

Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 ) Ex.1

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注目しておく点は、Dm7、Em7、Am7等のminor Chord ( マイナーコード - 短和音 )の特徴です。ひとつ前の Chapter ( チャプター- 章 ) 、つまり「Function ( ファンクション - 機能 ) 山脈の大移動」で研究した通り、minor Chord ( マイナーコード - 短和音 )は2つのFunction ( ファンクション - 機能 )を持っていて、このニュートラルな性質が、Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )をよりいっそう自由に、そして色彩的にしてくれます。

そうです、minor Chord ( マイナーコード - 短和音 )の2つのFunction ( ファンクション - 機能 )は、まったく君の都合だけで2つのうちのどちらか1つとして使うことができます。そしてさらに当然、1回の使用で1度に2つのFunction ( ファンクション - 機能 )を利用することもできます。

たとえば、直前の Chord function ( コードファンクション - 和音機能 )が(T)で(SD)に進行したとします。この段階では(SD)の内の(S)の部分を利用して進行してきました。ところが次にまた(T)に進行したいとすれば、(SD)のうちの(D)の部分を使って進行すれば良いのです。つまり(SD)(DT)(TS)は、それぞれが自在に変身して Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の嵐の中を潜り抜ける道案内をしてくれます。

典型的な例で検証してみましょう。

Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 ) Ex.2

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上の2つの例(Functional motion (2))は、およそ50年前から世界中のヒットソングに多用されている、典型的なCyclic chord progression ( サイクリック コードプログレッション - 循環コード進行 )です。

次の例を見てみましょう。

Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 ) Ex.3

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なるほど、Diatonic Chord ( ダイアトニックコード - 全音階和音 )だけでもいろいろな Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )が楽しめそうです。

そこで、少し細かく分析してみましょう。

DT→TS→SDの進行はとても滑らかですね、それもそのはずでこれはDiatonic dominant motion (ダイアトニックドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )と同じです。言い替えるとDiatonic dominant motion (ダイアトニックドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )は、Function ( ファンクション - 機能 )の関係がDT→TS→SDになっているから自然であるとも言えます。

ところが、ニュートラルな Chord ( コード - 和音 )の進行でも、SD→TS→DTには抵抗感があります。そこで2つのFunction ( ファンクション - 機能 )のそれぞれの関係を確認して、感覚的に違いが発生する原因を捜してみましょう。

DT→TS→SDと進行した時は、D→T→SとT→S→Dの2つのFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )に対して、1つのResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)が発生します。Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )とResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)が発生している状態を見てみましょう。



一方、SD→TS→DTと進行した時には、1つのFunctional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )に対して、2つのResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)が発生して、自然な進行にブレーキを掛ける割合が大きくなります。


次にResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)を取り入れた進行を研究しましょう。ここでの大切なルールは、Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)の3回連続を避けることです。Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)は2回連続して行うだけで、そうとうに反抗的な感覚を作り出しますから、人によって2回でも許せないことがあるでしょう。もちろん1回だけのResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)でも Sound ( サウンド - 音響 )にRock Feeling (ロックフィーリング )を持ち込むことができます。実際の例で研究しましょう。

Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行) Ex.1

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こんなに簡単な Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )でも十分にRock Feeling (ロックフィーリング )を感じます。もしかすると簡単だからこそRock Feeling (ロックフィーリング )を感じるのかもしれませんね?いえ答えはNoです。Rock Feeling (ロックフィーリング )の秘密は、簡単であるか複雑であるかには、全くといって良いほど関係ありません。

もちろんここではResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)がRock Feeling (ロックフィーリング )を作り出してくれています。しかしRock Feeling (ロックフィーリング )を作り出す要素は他にもたくさんあって、そう、 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島にはそれこそRock Feeling (ロックフィーリング ) がそこらじゅうに転がっています。

そうそうResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行) 1の解説を忘れてました。T→DはResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)、D→Sは Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)、そしてS→TがまたResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)、つまりここではまだResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)の2回連続はしていません。

つぎにもう少し大胆にResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)を取り入れてみましょう。

Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行) Ex.2

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ここまでResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)を取り入れると、感覚的に容認できない人もいるでしょう。そう、そういう私、 Mr. Tone ( ミスタートーン ) も、最近はよほど体調を整えないと、この進行を維持することが、感覚的につらくになってきました。年齢の成せる業か、はたまた芸術性の高まりか!?答えはもうしばらく冒険をしてから考えることにいたしましょう。

しかしResistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)を多用した結果、Rock Feeling (ロックフィーリング )は確実に強くなっていますね。君がこの進行を気に入っているとしたら、それは若さの証明もしくは君の先進性の表われかもしれません。

しかしここで忘れてはいけないことは、音楽はどこまで行っても Proportion ( プロポーション - 調和 )(均整)が大切ですから、Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)だけに片寄らない方が良いでしょう。

また繰り返して言うと、Rock Feeling (ロックフィーリング )の作り方は他にもたくさんありますから、多くの方法を日々習得して多彩なRock Feeling (ロックフィーリング )に挑戦しましょう。

「 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-初心者島」の限られた資源(知識)の中で、不自由ながらも、なんとか Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 ) の嵐を渡り切る方法を見つけてきました。この知識という名の資源を思い通りに活用して、自分の Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )を組み立てることが、 Sound World ( サウンド ワールド )をより楽しく探索する最初のきっかけとなるでしょう。

例によって、 Miss Score ( スコアー - 楽譜) ( ミス スコアー - 楽譜 )のご協力による実例を紹介する前に、この嵐の海で習得した方法をまとめてみましょう。それから、最終的に「 Harmony ( ハーモニー - 和声 )協和国-上級者島」で手に入れることが出来る知識も紹介しておきましょう。これが Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の全ての方法です。


1. Scale tone motion( ( スケールトーンモーション - 音階的進行)

2. Diatonic dominant motion (ダイアトニック ドミナントモーション - 全音音階的4度進行 )


3. Functional motion ( ファンクショナル モーション - 機能進行 )(機能的進行)

4. Resistive motion ( レジスティブ モーション- 反抗的進行)(反抗的進行)

5. Perfect Diatonic motion (パーフェクトドミナントモーション - 完全4度進行 ) 「普段は単に Diatonic motion (ドミナントモーション - 4度進行 )と呼ぶ」

6. Chromatic motion ( クロマチックモーション - 半音階的進行 )

7. Substitute motion ( サブスティテュート モーション - 代理和声的進行 )

そうです、残りは3つ。このたった3つが実にATTRACTIVEな Sound World ( サウンド ワールド )を実現してくれます。

それでは、実例です。 Score 確認しましょう。

Example A
Example B
Example C
Example D
Example E
Example F

ここに紹介してきた Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )は、どこかで聴いたことがありませんか?それもそのはずで、ヒットチャートを賑わす音楽のほとんどは、だいたい同じ様な Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )を使って創られています。事実、作曲家はこれらの使い古された要素を伸ばしたり縮めたりすることによって、少しでも新鮮な感覚を創り出そうと格闘しているようです。

もっとも Sound World ( サウンド ワールド )の最終的な目標は Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )の新発見ではありません。 どこかで聴いたことがある Chord progression ( コードプログレッション - 和音進行 )も、その中で語られる Melody ( メロディー- 旋律 )によって、まったく新しい音楽に生まれ変わります。さらに Rhythm ( リズム )との組み合わせ、楽器の音色、言葉の世界、そして忘れてはいけない要素としてVocalist( ボーカリスト - 歌手 ) の声質やFeelingによって、新鮮な印象が作り出されるでしょう。そうです、君がとっくに感じている通り、 Sound World ( サウンド ワールド )の限りない広がりは、これらの音楽的要素がお互いに影響し合って形成されていきます。


Tempo ( テンポ - 速度 )とTime ( タイム - 時間)の関係

q =120の時の1拍は0.5秒、この時4分の4拍子だと1小節は2秒、8小節は16秒になります。簡単です。q =60の時の1拍は1秒、この時4分の4拍子だと1小節は4秒、8小節は32秒になります。簡単です。それでは、q =80の時はどうでしょう。次の一覧表で確認しておくといざという時役立ちます。





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